XMLとは? JSONとは?

XML,JSONはどちらもデータを記述するためのフォーマット言語です。そのメリット/デメリットを簡単にまとめてみました。

XML

XML (Extensible Markup Language)はHTMLによく似た形式の言語です。HTMLと違う点は、自分でタグ名をつけることができる点です。例をみてみましょう。

<pets>
  <pet>
    <name>Jeffrey</name>
    <species>Giraffe</species>
  </pet>
  <pet>
    <name>Gustav</name>
    <species>Dog</species>
  </pet>
  <pet>
    <name>Gregory</name>
    <species>Duck</species>
  </pet>
</pets>
XMLのメリット
  • マークアップ言語であること(データの内容と同時に、タグとして特定の記号を利用して付加情報が記述されている)
  • 名前空間に対する独自のサポート(同名のタグであっても個別のURIで識別することができる)
  • 詳しくはXML Schema (W3C))を参照
XMLのデメリット
  • JSONに比べて冗長な記述。同じデータの記述でも、JSONよりデータサイズが大きくなる。

JSON

JSOM (JavaScript Object Notation)はデータ形式がJavaSctiptオブジェクトに似ている言語です。こちらも例を見てみましょう。

{"pets":{"name":"Jeffrey","species":"Giraffe"}}
JSONのメリット
JSONのデメリット
  • 文法が簡明すぎて大きなデータを扱いにくい

まとめ

JSONXMLの後発データフォーマットなので、基本的にはより扱いやすくなっているみたいですね。

さらにその前のデータフォーマットであるCSVからすると、どちらもシンタックスの自由度はありませんが、だからこそ誰もがその文法に従って扱うことのできる汎用データフォーマットになっています。